渋谷は観光スポットが非常に多いため、初めて渋谷を訪れる方は、どこから見ていけば良いのか迷ってしまうことも少なくはないと思います。
そこで初めて渋谷を訪れる方向けに、渋谷駅周辺のおすすめ観光スポットを3ヶ所ご紹介します。
この記事を読むと、渋谷駅周辺のおすすめ観光スポットの特徴、場所、トリビアなどが分かります。
① 渋谷スクランブル交差点
渋谷スクランブル交差点について
「渋谷スクランブル交差点」は、JR渋谷駅の北西隣にあるスクランブル交差点。
JR渋谷駅ハチ公口改札を出て徒歩1分程度で着きます。
日本の都市風景を象徴する存在であり、1回の青信号で1,000人以上が行き交うため、以下のように言われています。
ドラマやPVで撮影されたり、外国人観光客に人気があったりする渋谷屈指の有名スポットです。
渋谷スクランブル交差点のトリビア
定点カメラでライブ映像を視聴できる
渋谷には定点カメラが数カ所設置されていますが、渋谷スクランブル交差点にも設置されています。定点カメラの映像はYouTubeでライブ映像として視聴できます。
渋谷スクランブル交差点の雰囲気が味わえますので、興味がある方はこちらのリンクからチェックしてみて下さい。
渋谷スクランブル交差点の情報
渋谷スクランブル交差点
所在地:東京都渋谷区道玄坂2丁目2−1
② ハチ公前広場・忠犬ハチ公像
ハチ公前広場・忠犬ハチ公像について
JR渋谷駅ハチ公口付近にある駅前広場が「ハチ公前広場」。
ハチ公改札からは徒歩40秒程度で到着します。
広場の中央にある犬の銅像が「忠犬ハチ公像」です。
待ち合わせの定番スポットとして、また渋谷のシンボルとして昔から多くの方に親しまれてきました。
忠犬ハチ公について
ハチ公は上野英三郎氏(東大農学部の教授)に飼われていた秋田犬です。上野氏にとてもなついていて、玄関先で上野氏を見送ったり、渋谷駅まで送り迎えをしていました。
しかし上野氏は1925年5月に突然他界。それでもハチ公は渋谷駅まで上野氏を毎日待ち続けました。このことが新聞記事に掲載され、人々に感銘を与え「忠犬ハチ公」と呼ばれるようになりました。
この美談は1987年に「ハチ公物語」として映画化されています。また2009年にはハリウッドでリメイクされ、アメリカ版ハチ公物語「HACHI 約束の犬」が公開されています。
まさに「世界一有名な犬」と言えます。
忠犬ハチ公像のトリビア
現在のハチ公像は2代目
初代の銅像(彫塑家・安藤照氏制作)はハチ公がまだ生存中の昭和9年に建築。しかし第2次世界大戦中の金属供出のために溶解されてしまいました。
その後、昭和23年に現在の2代目のハチ公像(彫塑家・安藤士氏)が再建されました。
ハチ公像は時々着替えている
ハチ公像は時々着替えています。サンタクロース、化粧廻し、世界エイズデーのたすき、衆議院議員選挙を知らせるたすきなど様々。見かけたらラッキーです。
ハチ公前広場・忠犬ハチ公像の情報
ハチ公前広場・忠犬ハチ公像
所在地:東京都渋谷区道玄坂2丁目1
③ モヤイ像
モヤイ像について
渋谷駅西口に設置している、モアイ像似の人面巨石です。渋谷駅では、忠犬ハチ公像と並んで待ち合わせの定番スポットとして有名です。
ただし、渋谷センター街や西部・パルコなどの百貨店エリアに行くにはちょっと遠かったりするため、ハチ公像ほどは混んでいません。
モヤイ像は正面と背面で異なる表情をしています。
モヤイ像の由来
モヤイ像は実は伊豆諸島・新島の名産品です。
新島特産の「抗火石」という鉱石で作られています。1980年に新島の東京都移管100年を記念して、モヤイ像は新島から渋谷区へ寄贈されました。
モヤイは新島の方言で、「力を合わせる」という意味です。
碑には由来が詳細に書かれています。
モヤイ像のトリビア
ルパン3世に盗まれたことがある
2009年12月7日未明、ルパン3世の「犯行声明」とともに姿を消し、12月21日未明に戻りました。
これは平和や日本テレビ放送網、バンダイナムコゲームス、トムス・エンタテインメントなど6社が協賛する「LUPIN STEAL JAPAN PROJECT」と新島観光協会のタイアップによる企画でした。
寄贈から約30年が経過して汚れがひどくなったため、モヤイ像は新島に輸送され洗浄が行われ、綺麗になった状態で渋谷に戻されました。
モヤイ像は渋谷以外にもある
モヤイ像は渋谷以外に都内だと蒲田(蒲田駅東口駅前広場)、竹芝(ニューピア竹芝)にもあります。
一体ずつ表情が異なることが特徴です。
モヤイ像の情報
モヤイ像
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-1-1